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ロゴ:ドイツ研究振興協会(DFG) トップページへ Deutsche Forschungsgemeinschaft

DFGは2022年10月 オープンサイエンスに対するDFGの立場を公開しました。

開いていることを示すドアのサイン

DFGでは、オープンサイエンスは研究成果を長期的に公開し、科学界や他のステークホルダーがより利用しやすくすることを目指す科学的慣行とプロセスの転換であると考え、研究素養を包括的に語るうえで重要な一部であるととらえています。また、オープンサイエンスは知識の獲得に加え、質の保証、再現性と複製可能性のプロセスを円滑にすることから、「適正な研究慣行 (good research practice) 」の構成要素にもなり得るといえます。

人間・機械の相互作用と責任

Dr. Celia Spoden,  Senior Researcher, German Institute for Japanese Studies (MC)

DFGは、DIJ、DWIH東京と共同で人間と機械や人工知能をベースとする技術の相互作用の文脈における責任に関する学際的なパネルディスカッションを開催しました。日本とドイツから参加したパネリストは、技術開発、心理学、哲学、社会科学、文学・芸術学の観点から「責任は誰が負うのか」、「成果の権利は誰に帰属するか」、「人間であることの意味は何か」といった問いについて、議論を行いました。

Funding Atlas 2021 刊行 ドイツの大学ランキング(項目別)/2つの歴史関連の特集/国際共同研究の状況/地域別の外部資金調達の実態

10月5日にFunding Atlas 2021ドイツ語版の刊行が発表となりました。DFG Funding Atlasは、3年ごとに発行され、ドイツでの公的資金研究に関する情報を包括的に、題目別に掲載しています。日本代表部から:英語版が2022年10月から利用可能になりました。

地球の上の日の出

新着情報・イベント情報DFG ハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞オンライン講演会2022
「プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)と脱炭素化の社会的ダイナミクス」、12月14・15日

Interner LinkDFG ハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞オンライン講演会2022 プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)と脱炭素化の社会的ダイナミクス

ベッカー会長とアーレンス事務総長

DFGとAMEDの研究協力に関する覚書に署名

ベッカー会長とアーレンス事務総長はDFG本部(ドイツ、ボン)で、理事長三島良直先生はAMED本部(日本、東京)でそれぞれ覚書に署名を行いました。
DFGはAMEDと医学関係分野での研究協力推進をさらに展開させて参ります。

2023年周知功労賞はシュテフェン・マウ教授へ

ベルリンの社会科学者であるシュテフェン・マウ(Steffen Mau)教授はその大胆なコミュニケーション手法と素晴らしく多様な構成で今年の周知功労賞を授与された。DFGとドイツ研究財団連盟から科学コミュニケーションにおける継続的な活動とその取り組みが評価され、€50,000が渡されました。

ライプニッツ賞受賞者

2023年ゴットフリート ヴィルヘルム ライプニッツ賞

2023年は131名の候補者から10名のライプニッツ賞受賞者が選ばれました。分野別では人文・社会科学2件、自然科学2件、工学2件、生命科学4件となりました。それぞれにむこう7年間の研究活動費として250万ユーロが渡されます。授与式は3月15日にベルリン・ブランデンブルグ科学アカデミーで開催されました。

オンラインコンファレンスのタイトル画面が地球の上の日の出

プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)と脱炭素化の社会的ダイナミクス

ドイツ研究振興協会(DFG)日本代表部とドイツ科学・イノベーション フォーラム東京(DWIH東京)はハンブルク大学、シュテファン・アイクト准教授とポツダム気候影響研究所、ヨナタン・ドンゲス博士の2019年DFGハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞受賞者を招き、12月14日(水)に第2回ハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞オンライン講演会を開催します。講演会の参加者は12月15日(木)開催のワークショップにもご参加いただけます。

神経回路網の挿図と開催者のロゴ

DWIH Coffee Talk #4 が開催されました

第4回目のDWIH Coffee Talkで、脳科学とAIの相互関係について ニコラス・シュック(Dr. Nicolas Schuck)先生(マックス・プランク人間発達研究所)と ツァイ・ミンボ(蔡 明博/ Dr. Cai Mingbo)先生(東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構)が意見を交わしました。シュック先生とツァイ先生は現在DFGプライオリティープログラム “Computational Connectomics”(SPP 2041)第2期とAMED「医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)」の日独共同研究助成による共同研究プロジェクトを行っています。

German Research Fair―ドイツ研究フェア

German Research Fair ―ドイツ研究フェア

ドイツの大学や研究機関で研究したい、ドイツの大学の博士課程、ポスドク、奨学金について知りたい方必見!4月27日(木)にオンラインで開催される「German Research Fair―ドイツ研究フェア」に参加して、ドイツの著名な大学や研究機関、5つの助成機関の担当者と直接話してみませんか?

DFGの国外事務所

ワシントン、ニューヨーク、モスクワ、ニューデリー、東京、サンパウロの国外事務所、また北京の中国・ドイツ研究振興センターを拠点に、世界中の研究先進地域で活動の場を広げ、研究者の連携強化と各国の助成期間との関係増強を図っています。

助成プログラム

DFGは科学の全分野において研究を支援しています。個々のプロジェクトや研究連携の助成、優れた研究成果に対する賞の授与、研究インフラの支援などがあります。若手からキャリアを積んだ研究者まで幅広い研究者を対象とし、とくに、若手研究者の早期自立と学界における機会均等に力を入れています。

パートナー機関

DFGは、様々な助成プログラムにおいて、日本の提携機関とともに研究の連携を支援しています。この支援は相互分担の原則に従って行われ、ドイツの研究機関に籍を置く研究者はDFGが、日本の研究機関に籍を置く研究者は日本の助成機関が担当します。

プレスリリース

画像は再生可能エネルギーのポテンシャルを表しています。

DFGとJSPSの共同助成8件のプロジェクト採択

ドイツ研究振興協会(DFG)独立行政法人日本学術振興会(JSPS)は2018年の「地球科学」分野に続き、「Materials Science and Engineering for Energy Storage, Conversion, and Transport」分野で日独共同研究の助成をします。この度、審査を経て、8件のプロジェクトが助成対象として選ばれました。それぞれ日独のチームを組み、共同研究が行われます。

ドイツの地図を示すファンディング・アトラスのロゴ

Funding Atlas 2021 刊行ドイツの大学ランキング/歴史関連の特集/国際共同研究の状況/地域別の外部資金調達の実態

10月5日にFunding Atlas 2021ドイツ語版の刊行が発表となりました。DFG Funding Atlasは、3年ごとに発行され、ドイツでの公的資金研究に関する情報を包括的に、題目別に掲載しています。英語版が2022年10月から利用可能になりました。

DFGパンデミック研究学際委員会の声明「コロナウイルスパンデミックにおける科学」(邦訳)

DFGパンデミック研究学際委員会が声明 „Wissenschaften in der Coronavirus-Pandemie“を発表、英語版 “The Sciences and Humanities in the Coronavirus Pandemic”もリリースされました。DFGパンデミック研究学際委員会は、今回のコロナウイルスパンデミックから得られた知見と経験を評価。声明には、17の教訓、明らかとなった知識と行動のギャップ、そして科学的に必要な対策が示されています。

採択報告

新たな11件の大学院プログラムに助成領域は「有機・無機半導体」、「ガバナンスの基準」から「心臓・脳作用」まで/第一期助成期間で約 6,900万ユーロを助成

キャリア初期(博士課程)の研究者をさらに支援するため、11の新しい大学院プログラム(RTG)を設置します。ボンで開催された助成委員会により新たに選抜されました。新しいRTGには、2023年春から5年間で約6,900万ユーロが助成されます。このうち2件はオーストラリアとの国際共同大学院プログラム(IRTG)です。
助成委員会では新規に加え10件の延長申請を承認しました。大学院プログラムは、博士課程研究者が体系化された研究と学位取得プログラムで博士論文を完成させる機会を提供しています。 DFGは現在合計220のRTGを助成しており、そのうち27件がIRTGです。

新たに13件の協力研究センター(SFB)を助成領域はmicrobial networks、 rare earth metalsからplant healthまで/次の4年間で約1億6,600万ユーロを助成/ CRC技術移転プロジェクトパッケージ2件

ドイツの大学でのトップレベル研究をさらに支援する為、13件の協力研究センター(CRC)がボンで開催された助成委員会で新たに承認されました。新しいセンターには、2023年1月1日から4年間で約1億6,600万ユーロの資金が提供されます(含22%の間接経費)。新しいセンターのうち5件はCRC / Transregiosであり、複数の大学に跨るものです。

プライオリティー・プログラム(SPP)に新たな13領域が創設領域はcatalysts, visual communicationから storage technologiesまで/次の3年間で約 8,200万ユーロを拠出

プライオリティー・プログラムに新たな13領域が2022年に加えられることが承認されました。新領域は、提出された47件の候補からDFG評議員により選ばれ、次の3年間で約 8,200万ユーロが助成されます。
今回承認された領域は、人文科学、社会科学、工学、生命科学、自然科学など、あらゆる分野をカバーしています。
プライオリティー・プログラムの目的は、基本的な科学的課題、特に時事的もしくは新興研究分野に関係するところで挑戦することです。 すべてのプログラムは学際性に富み、革新的な手法の適用が顕著です。プライオリティー・プログラムでは早期キャリアサポートを特に重視しています。また、男女共同参画戦略の適用が求められています。プライオリティー・プログラムは、通常に6年間助成されます。現在、合計89領域が助成されています。