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ワークショップ「人間と機械のインタラクションにおける関係性」

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人間とロボット、アバター、機器との関係構築の見地を示し、3月14日にワークショップを行います。(イベント言語:英語)
基調講演では、社会心理学、メディアサイエンス、コンピューターサイエンス、エンジニアリングの研究が紹介され、ディスカッションでは、人間とテクノロジーの相互作用や関係において、愛着や信頼が果たす役割について考察します。
また、インタラクティブ ワークショップでは、ブランド構築とその関係の観点から、ロボットやバーチャルエージェントのデザインについての見識を提供します。

STSフォーラム、ファンディング機関長会合、特別講演会「化学産業をサーキュラー・エコノミーに転換」

© DFG

京都で開催された「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラムSTSフォーラム」にDFG事務総長のハイデ・アーレンス(Dr. Heide Ahrens)とDFG副会長のペーター・ゼーベルガー教授(Prof. Dr. Peter Seeberger)が出席しました。10月3日には、特別講演会「化学産業をサーキュラー・エコノミーに転換」開催のため、京都から東京へ移動しました。講演会では、研究開発および産業界の専門家が、化学における研究と開発が主要産業の持続可能な変革にどのように貢献するか話し合いました。基調講演とインプットでは、持続可能な変革に向けた化学分野における新たなアプローチが紹介されました。

 

リサーチ・アドミニストレーション協議会第9回年次大会でブース出展、ランチョンセミナー開催

リサーチ・アドミニストレーション協議会第9回年次大会 タイトル画像

© RMAN-J

ブース出展、ランチョンセミナー 「ドイツとつながる研究国際ネットワーク!」

8月8日(火)12:10~13:10のランチョンセミナーでは、ドイツ研究振興協会(DFG)日本代表部、ドイツ 科学・イノベーション フォーラム (DWIH)東京とドイツ学術交流会(DAAD)東京事務所が奨学金や研究助成プログラム、各機関の活動について紹介します。
ランチョンセミナーへの参加は第9回年次大会の参加登録(有料)に加え、下記リンクでの事前申込みが必要です。皆さまのご来場をお待ちしております。

10th International Congress on Industrial and Applied Mathematics 2023

ICIAM 2023の折り紙の鶴が含まれているロゴ

© ICIAM2023

8月20日(日)~25日(金)にハイブリッド開催される第10回応用数理国際会議(ICIAM2023)の実地会場 早稲田大学にて、ブースを出展いたします。
ブースでは、DWIH東京とドイツでの研究滞在や国際共同研究等のファインディングに関する資料配布、そして個別の質問等に対応いたします。是非、お立ち寄りください。皆様をブースでお待ちしております。
実地ブース会場は、早稲田キャンパス11号館2階です。
第10回応用数理国際会議(ICIAM2023)には、参加登録(有料)が必要となります。詳細については、こちらをご確認ください。

22nd World Congress of the International Federation of Automatic Control 2023

IFAC 2023の富士山が含まれたロゴ

© IFAC2023

7月13日(木)10:00~12:00第22回国際自動制御連盟世界大会(IFAC2023)会期中に行われるファンディングに関するフォーラム「Forum on Funding for International Cooperations towards Solving Societal Problems」にてDFGのファンディングを紹介します。
フォーラム後半のパネルディスカッションでは、DFG前副会長であり、主催団体の1つ国際自動制御連盟(IFAC)前会長のフランク アルゲバ教授がモデレーションを担当し、大会のテーマでもある自動制御、AI、スマート社会、ロボティックスなどに関するドイツでの研究についても紹介される予定です。
第22回国際自動制御連盟世界大会(IFAC2023)には、参加登録(有料)が必要となります。

カティア・ベッカー現DFG会長が次期会長に選出

DFG-Präsidentin: Professorin Dr. Katja Becker

Professorin Dr. Katja Becker

© DFG / Rainer Unkel

ザールブリュッケンで開催されたDFG年次総会において、カティア・ベッカー現DFG会長が次期会長に選出されました。1期目在任中(2020年1月~)は、新型コロナウィルス感染症など多くの世界的な危機に見舞われる中、DFGでは、影響を受ける研究者や研究プロジェクトの負担軽減を図り、研究の継続と研究体制の安定化に貢献してきました。2期目の任期は、2024年1月から4年間となります。

constrained quantum matter、small data、decisions in cell death processes等の領域で、新たに11件のコラボレーション リサーチ センター(CRC, Collaborative Research Centres / SFB, Sonderforschungsbereiche)の助成が決定しました。

量子のイラスト

© pixabay

SFBは、ドイツ国内の大学に設置され、研究者が革新的な複雑で長期にわたる研究を追求することを可能にし、同時に研究者が在籍する研究機関の発展を支援するもので、最長12年まで助成されます。
ボンで開催された助成委員会で新しいSFBが承認されました。2023年10月から資金が提供されます。そのうち4件はSFB / Transregioであり、複数の大学に跨るものです。
助成委員会では新規の11件に加え、7件のSFB / Transregioを含む20件の延長申請も承認しました。2023年10月から、DFGは合計268件を助成します。今回は承認の決定に加え、急速に増加した申請数を視野に、採択割合とのバランスを注視するため、新たな助成から第1期を従来より3か月短縮となる3年9か月、2024年5月までとし、資金調達の安定化を図ります。
各SFBの詳細はこちらのリンクでご覧いただけます。

国際事業

開いていることを示すドアのサイン

© pixabay

今回で8回目となるOpen Research Area for the Social Sciences(ORAプログラム)の公募情報が発表されました。
このプログラムは、社会科学の分野で共同研究を行い、国際協力をさらに強化することを目的としたもので、French National Research Agency (ANR)(フランス)、German Research Foundation (DFG)(ドイツ)、UKRI Economic and Social Research Council (UKRI ESRC)(英国)、Social Sciences and Humanities Research Council of Canada (SSHRC)(カナダ、今回の公募事務局)の4カ国の助成機関が連携し、実施します。
日本学術振興会(JSPS)は、準パートナー機関として参画しています。
ORAプログラムについてのJSPSのホームページはこちらです。

国際事業

Förderprogramm „ASPIRE“ von AMED

Förderprogramm „ASPIRE“ von AMED

© Pixabay

日本学術振興会(JSPS)とDFGとの二国間交流事業(セミナー)の公募要項が発表されました。
ドイツと日本の研究者間の交流やネットワーク形成を支援するもので、人文社会科学から自然科学までの全分野を対象とし、採択予定件数は最大5件です。
ドイツ側の対応プログラムは Initiation of International Cooperationで、ドイツ側はDFG、日本側はJSPSに申請書を提出する必要があります。JSPSとの二国間交流事業(セミナー)としての申請の場合、ドイツ側の申請も日本側の締切日に合わせることが条件となりますので、くれぐれもご注意ください。
そして、日本側の申請者はドイツ側の申請者がJSPSの募集要項に記載されているDFG担当者(国際交流部)にも連絡していることをご確認ください。
二国間交流事業(セミナー)についての詳細はJSPSのホームページでご確認いただけます。

国際事業

明るいラインとスポットのネットワークと顕微鏡のイラスト

© pixabay

DFGのパートナーである科学技術振興機構(JST)は、先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)研究提案の募集を開始しました。2023年度 ASPIR)研究提案の募集についての詳細はJSTのホームページでご確認いただけます。

国際事業

Förderprogramm „ASPIRE“ von AMED

Förderprogramm „ASPIRE“ von AMED

© Pixabay

DFGのパートナーである日本医療研究開発機構(AMED)は、「医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業(先端国際共同研究推進プログラム ASPIRE)研究提案の募集を開始しました。
令和5年度 ASPIRE に係る公募(第1回アライメント公募)の詳細はAMEDのホームページでご確認いただけます。

第8回SDGsのためのSTIに関するマルチ・ステークホルダー・フォーラム

Prof Dr. Katja Becker bei ihrer Rede

Prof Dr. Katja Becker bei ihrer Rede

第8回SDGsのためのSTIに関するマルチ・ステークホルダー・フォーラム(STIフォーラム)が、ニューヨーク国連本部で5月3日から2日間の日程で開催され、グローバル リサーチ カウンシル(GRC)議長(当時)のDFG会長カティアベッカーは、地球規模の人類の課題解決や持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向け、基礎研究の重要性を強調しました。
ベッカー会長は、国連事務総長により、科学・技術・イノベーション分野の有識者から構成される「10人委員会」のメンバーに招請されています。
グローバル リサーチ カウンシル(GRC)は、世界各国の研究助成機関の機関長で構成され、研究データの共有や質の高い国際共同研究の実践の促進を図っています。日本からは科学技術振興機構(JST)、日本学術振興会(JSPS)がメンバー機関として参画しています。

German Research Fair ―ドイツ研究フェア(バーチャルフェア、4月27日)

German Research Fair―ドイツ研究フェア

© DWIH

ドイツの大学や研究機関で研究したい、ドイツの大学の博士課程、ポスドク、奨学金について知りたい方必見!4月27日(木)にオンラインで開催される「German Research Fair―ドイツ研究フェア」に参加して、ドイツの著名な大学や研究機関、5つの助成機関の担当者と直接話してみませんか?
イベント当日は参加大学・機関の情報を閲覧・ダウンロードできるだけでなく、各ブースで担当者とチャットやビデオ通話で直接やり取りをしたり、各種オンラインセミナーへ参加したりもできます。DWIH東京のウェブサイトでは参加大学・機関の情報をご覧いただけるほか、Twitter・LinkedInでも順次参加大学・機関の紹介を行っていきます。
今すぐ参加登録をして、ドイツでの研究への扉を開きましょう!

人間・機械の相互作用と責任

Dr. Celia Spoden, Senior Researcher, German Institute for Japanese Studies (MC)

© DFG

ドイツ研究振興協会(DFG)は、ドイツ日本研究所(DIJ)、ドイツ科学・イノベーション フォーラム東京(DWIH東京)と共同で人間と機械や人工知能をベースとする技術の相互作用の文脈における責任に関する学際的なパネルディスカッションを開催しました。日本とドイツから参加したパネリストは、技術開発、心理学、哲学、社会科学、文学・芸術学の観点から「責任は誰が負うのか」、「成果の権利は誰に帰属するか」、「人間であることの意味は何か」といった問いについて、議論を行いました。

2023年ゴットフリート ヴィルヘルム ライプニッツ賞

ライプニッツ賞受賞者

© DFG / David Ausserhofer

2023年は131名の候補者から10名のライプニッツ賞受賞者が選ばれました。分野別では人文・社会科学2件、自然科学2件、工学2件、生命科学4件となりました。それぞれにむこう7年間の研究活動費として250万ユーロが渡されます。授与式は3月15日にベルリン・ブランデンブルグ科学アカデミーで開催されました。

ハンブルク気候未来展望2023

地球の上の日の出

© pixabay

ハンブルク大学クラスター・オブ・エクセレンスClimate, Climatic Change, and Society (CLICCS)は、新しく「ハンブルク気候未来展望2023」を発表しました。
ここでは、社会的変化の程度を体系的に評価するのと同時に、ティッピングポイントとして頻繁に議論されている特定の物理的プロセスについても分析を行っています。そして、パリで採択された気温目標を達成するためには、社会の変化が不可欠であるという結論が導き出されました。ただ、これまでの取組では十分でないため、新たな角度から気候への適応にアプローチする必要があるとしています。
「ハンブルク気候未来展望2022」についての紹介は、下記のリンクにてご覧いただけます。

ドイツ研究振興協会(DFG)と日本医療研究開発機構(AMED)の研究協力に関する覚書(MOC)に署名

ベッカー会長とアーレンス事務総長

© DFG / Otto

ベッカー会長とアーレンス事務総長はDFG本部(ドイツ、ボン)で、理事長三島良直先生はAMED本部(日本、東京)でそれぞれ覚書に署名を行いました。DFGはAMEDと医学関係分野での研究協力推進をさらに展開させて参ります。

新たに13件の協力研究センター(SFB)を助成

ドイツの大学でのトップレベル研究をさらに支援する為、13件の協力研究センター(New Collaborative Research Centres, CRC / Sonderforschungsbereiche, SFB)がボンで開催された助成委員会で新たに承認されました。新しいセンターには、2023年1月1日から4年間で約1億6,600万ユーロの資金が提供されます(含22%の間接経費)。新しいセンターのうち5件はCRC / Transregiosであり、複数の大学に跨るものです。
助成委員会では新規に加え5件CRC / Transregiosを含む13件の延長申請も承認されました。更に2件の技術移転プロジェクトを組み込んだ大きなCRD進展パッケージの採択も決定しました。協力研究センターは、研究者が革新的な複雑で長期に亘る研究を追求することを可能にし、同時に研究者が在籍する研究機関の発展を支援するものです。CRCは最長12年まで助成されます。2023年7月から、ドイツ研究振興協会(DFG)により合計279件が助成されます。

新たな11件の大学院プログラムに助成

キャリア初期(博士課程)の研究者をさらに支援するため、11の新しい大学院プログラム(RTG)を設置します。ボンで開催された助成委員会により新たに選抜されました。新しいRTGには、2023年春から5年間で約6,900万ユーロが助成されます。このうち2件はオーストラリアとの国際共同大学院プログラム(IRTG)です。
助成委員会では新規に加え10件の延長申請を承認しました。大学院プログラムは、博士課程研究者が体系化された研究と学位取得プログラムで博士論文を完成させる機会を提供しています。 DFGは現在合計220のRTGを助成しており、そのうち27件がIRTGです。

DFG日本代表部コメント:新たな設置に興味をお持ちいただけましたら、お気軽にご相談ください。また、博士課程の研究・育成の提携・交流先として既存のRTG・IRTGもご検討ください。

DFGパンデミック研究学際委員会が声明「コロナウイルスパンデミックにおける科学」(邦訳)を発表

Foto: Coronavirus-Pandemie

DFGパンデミック研究学際委員会が声明 „Wissenschaften in der Coronavirus-Pandemie“ (邦訳:コロナウイルスパンデミックにおける科学)を発表、英語版 “The Sciences and Humanities in the Coronavirus Pandemic”もリリースされました。
DFGパンデミック研究学際委員会は、今回のコロナウイルスパンデミックから得られた知見と経験を評価。声明には、17の教訓、明らかとなった知識と行動のギャップ、そして科学的に必要な対策が示されています。
DFGパンデミック研究学際委員会は、コロナウイルスパンデミックを背景に、科学的な観点からパンデミックへの備えとその分析に貢献しつつ、一般的なパンデミックとまん延、特にSARS-CoV-2に関連する横断的・学際的な知識体系を増強する事を目的とし、2020年6月にDFGに設立されました。全ての学問分野から21名の委員が参加し、委員会の議長は、DFG会長Katja Beckerが務めています。

ハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞オンライン講演会2022

地球の上の日の出

© pixabay

ドイツ研究振興協会(DFG)日本代表部とドイツ科学・イノベーション フォーラム東京(DWIH東京)はハンブルク大学、シュテファン・アイクト准教授とポツダム気候影響研究所、ヨナタン・ドンゲス博士の2019年DFGハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞受賞者を招き、12月14日(水)に第2回ハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞オンライン講演会を開催します。講演会の参加者は12月15日(木)開催のワークショップにもご参加いただけます。

第3回AI日独仏シンポジウム

AIシンポジウムのスピーカーの集合写真

© DWIH東京

人工知能研究開発ネットワーク(AI Japan R&D Network)、DWIH東京、在日フランス大使館主催による第3回AI日独仏シンポジウムが10月27、28日に科学未来館とオンラインのハイブリッドで開催され、新人世の地球規模の課題への取り組みについての議論や持続可能な社会の実現に向けたビジョンを共有するため、日本、フランス、ドイツから60名を超える登壇者が一堂に会しました。
DFGを含め3か国の関係機関は会期中、関連テーマや新たな国際共同研究を見据えたサイドイベントを企画し、活発なディスカッションが行われました。

研究素養としてのオープンサイエンス

開いていることを示すドアのサイン

© pixabay

DFGでは、オープンサイエンスは研究成果を長期的に公開し、科学界や他のステークホルダーがより利用しやすくすることを目指す科学的慣行とプロセスの転換であると考え、研究素養を包括的に語るうえで重要な一部であるととらえています。また、オープンサイエンスは知識の獲得に加え、質の保証、再現性と複製可能性のプロセスを円滑にすることから、「適正な研究慣行 (good research practice) 」の構成要素にもなり得るといえます。

LT29にてResearch in Germany展示とザイボルト受賞者の講演

第29回低温物理学国際会議にてResearch in Germanyの出展ブースNr 14

© DFG

第29回低温物理学国際会議(LT29)が札幌とオンラインのハイブリット形式で2022年8月に開催され、現地会場ではDFG日本代表部がResearch in Germanyの出展ブースを担当しました。

また、会期中に開催された市民公開講座では、オイゲン&イルゼ・ザイボルト賞2020年受賞者の高木英典先生(東京大学大学院理学系研究科教授、ドイツ・マックスプランク固体研究所共同所長)が、「超伝導の不思議とマジック」についての講演をされました。

日本学術振興会(JSPS)がDFGとの二国間セミナーの募集開

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ドイツと日本の研究者間の交流やネットワーク形成を支援するものです。募集分野は人文社会科学から自然科学までの全分野、最大5件の採択予定です。
ドイツ側はDFG、日本側は日本学術振興会(JSPS)に申請書を提出する必要があります。ドイツ側の対応プログラムは Aufbau internationaler Kooperationen (Initiation of International Cooperation)です。JSPS との二国間セミナーとしての申請の場合、日本側の締切日に合わせることが条件となります。申請最終期限は9月6日です。くれぐれもご注意ください。日本側の申請者はドイツ側の申請者がJSPS の募集要項に記載されているDFG担当者(国際交流部)にも連絡していることをご確認ください。

DFGのプログラムのご案内

大学の建物と大きいな松の木

© DFG

ドイツ研究振興協会DFG日本代表部はこの4月より大学の研究支援・研究推進・産学官連携推進・国際等の関係部署の皆様に個別の訪問(もしくはオンライン)にてDFGのプログラムの最新情報のご案内、また、現場から私共DFGに期待されることを伺うといった活動を再開しました。長く継続している国際共同セミナーをはじめIRTG(共同大学院プログラム)の日本側マッチングファンドの条件更新や2019年より導入されたヴァルター・ベンジャミン プログラム(ドイツでのポスドク・特別研究員に相当)の情報等を取り扱っています。
DFG日本代表部では、随時ドイツとの共同研究や交流、ドイツでの研究滞在に役立つDFGプログラムの最新情報やライプニッツ賞受賞者による講演会(日本への招へい)等のご案内が可能です。

訪問、オンラインどちらの形式にも対応いたします。是非、遠慮なくお問い合わせ、ご依頼ください(宛先:aiko.sato@dfg.de 佐藤まで)。

プライオリティー・プログラム(SPP)に新たな8領域が創設

プライオリティー・プログラムに新たな8領域が2023年に加えられることが承認されました。新領域は、提出された29件の候補からDFG評議員により選ばれ、次の3年間で約 5,300万ユーロが助成されます。
今回承認された領域は、工学、生命科学、自然科学など、幅広い分野をカバーしています。
プライオリティー・プログラムの目的は、特に時事的もしくは新興研究分野の科学的基盤を構築していくことです。 すべての領域は学際性に富み、革新的な手法を用いています。プライオリティー・プログラムは、通常に6年間助成されます。

日本代表部からのコメント:国際共同研究のマッチングファンドとしての適応のあるプログラムです。可能性のある領域が見つかりましたら、是非ご相談ください。

DFGとJSPSは国際共同研究プロジェクトを助成

画像は再生可能エネルギーのポテンシャルを表しています。

ドイツ研究振興協会(DFG)独立行政法人日本学術振興会(JSPS)は2018年の「地球科学」分野に続き、「Materials Science and Engineering for Energy Storage, Conversion, and Transport」分野で日独共同研究の助成をします。この度、審査を経て、8件のプロジェクトが助成対象として選ばれました。それぞれ日独のチームを組み、共同研究が行われます。

新たな14件の大学院プログラムに助成

キャリア初期の研究者をさらに支援するため、14の新しい大学院プログラム(RTG)を設置します。新型コロナウイルス・パンデミックに対応し、オンライン開催となった助成委員会により新たに選抜されました。新しいRTGには、2022年春から4.5年間で約7,600万ユーロが助成されます。このうち1件は英国との国際共同大学院プログラム(IRTG)です。
日本代表部コメント:昨年、日本(名古屋大学)との国際共同大学院プログラムの設置が決まり、対日としては8件目となっています。新たな設置に興味をお持ちいただけましたら、お気軽にご相談ください。また、博士課程の研究・育成の提携・交流先として既存のRTG・IRTGもご検討ください。

2022年ゴットフリート ヴィルヘルム ライプニッツ賞

ライプニッツ賞受賞者

© DFG / David Ausserhofer

2022年は134名の候補者から男女5名ずつ10名のライプニッツ賞受賞者が選ばれました。分野別では人文・社会科学4件、自然科学・工学4件、生命科学2件となりました。それぞれにむこう7年間の研究活動費として250万ユーロが渡されます。授与式の日時、形式については、新型コロナウイルスパンデミックの影響により、後日発表となります。

新たに14件の協力研究センター(CRC)を助成

DFGは大学での世界的レベルの研究をさらに奨励すべく、14件の協力研究センター(Collaborative Research Centres, CRC)を設置しました。うち2 件はCRC / Transregios(TRR)であり、複数の大学に跨るものです。新しいセンターには、2022年1月1日から4年間で約1億4,100万ユーロの資金が提供されます(含22%の間接経費)。
新型コロナウイルス・パンデミックの影響によりオンラインで開催された助成委員会から設置の発表がされました。助成委員会では新規に加え10件のCRC / Transregiosを含む20件の延長申請も承認しました。協力研究センターは、研究者が革新的な複雑で長期に亘る研究を追求することを可能にし、同時に研究者が在籍する研究機関の発展を支援するものです。CRCは最長12年まで助成されます。2022年1月から、DFGは合計279件を助成しています。

Funding Atlas 2021 刊行

10月5日にFunding Atlas 2021ドイツ語版の刊行が発表となりました。DFG Funding Atlasは、3年ごとに発行され、ドイツでの公的資金研究に関する情報を包括的に、題目別に掲載しています。

日本代表部から:英語版が2022年10月から利用可能になりました。

オイゲン&イルゼ・ザイボルト賞2020授賞式

Preisträgerinnen und Preisträger des Eugen und Ilse Seibold-Preis 2020

Preisträgerinnen und Preisträger des Eugen und Ilse Seibold-Preis 2020

© DFG

日独交流160周年である今年、DFGはオイゲン&イルゼ・ザイボルト賞オンライン授賞式を開催し、式典と4名の受賞者、井上茂義教授、レギーネ・マティアス教授、高木英典教授、高山佳奈子教授を交えたパネルディスカッションを行いました。

当日の様子は下記のリンク、YouTubeチャンネル「DFG bewegt」でご覧いただけます。

「自由な基礎研究」を強調

カティア・ベッカー会長

カティア・ベッカー会長

© Möller

社会民主党・緑の党・自由民主党が公表した連立協定書について、ドイツ研究振興協会(DFG)のカティア・ベッカー会長(Prof. Dr. Katja Becker)は、次のようにコメントしました。

JSPSのホームページに令和5年度分の「日独共同大学院プログラム」の募集要項が掲載

Logo JSPS DFG

日本学術振興会JSPSとドイツ研究振興協会DFGのロゴ

IRTGのマッチングファンドとなる「日独共同大学院プログラム」(Japanese–German Graduate Externship (JGGE) -International Research Training Groups (IRTG) -)の募集要項が10月27日より新たにJSPSのホームページに掲載されています。IRTG はDFGによる研究プロジェクトを通して次世代研究者育成、将来的な研究環境の維持・拡充を目指すプログラムです。このJGGEはドイツの大学と共同での研究・博士課程育成のプロジェクト(IRTG)に対応するものです。

2016年ライプニッツ受賞者ベンヤミン・リスト先生が2021年ノーベル化学賞受賞

ベンヤミン・リスト先生の写真

ベンヤミン・リスト先生

© DFG / Ausserhofer

2016年のゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ賞受賞者であるリスト先生が、デイヴィッド・マクミラン先生とともに不斉有機触媒の研究開発の功績が称えられ、今年のノーベル賞化学賞を受賞されました。
マックス・プランク石炭研究所に在籍するリスト先生は、イギリス出身のデイヴィッド・マクミラン先生と共に化学反応を促進する不斉有機触媒の研究の功績が称えられ、今年のノーベル化学賞を受賞しました。より地球にやさしい医薬品や製品の製造の助けとなるものです。
DFGの会長カティア・ベッカーは、「DFGより触媒と触媒研究の新たな分野を切り開いたベンヤミン・リスト先生に心よりお祝い申し上げます。2016年DFGライプニッツ賞もこの先駆的な成果を称えての授与でありました。」と祝福の意を述べました。

第1回DFG ハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞 オンライン講演会

イベントの画像にはタブレットを持っている女性とDWIHとDFGと日独交流160周年のロゴが写っています

© DWIH Tokyo

ハイデルベルグ科学人文科学アカデミーのフルシーナ・モルナール=ガーボル先生のDFG ハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞2020受賞を記念し、2021年9月17日ドイツ 科学・イノベーション フォーラム 東京(DWIH東京)と、第1回DFG ハインツ・マイヤー=ライプニッツ賞 オンライン講演会を開催しました。
ドイツと日本の研究者が、倫理的、法的、社会的問題(ELSI)やデータ保護の観点を基に、生物医学や医療研究の最新動向について、学際的なアプローチで意見を交わしました。

オンライン講演会の講演とパネルディスカッションの様子は、ドイツ 科学・イノベーション フォーラム 東京(DWIH東京)のYouTubeサイトにてご覧いただけます。

DWIH Coffee Talk #4 が開催されました

神経回路網の挿図と開催者のロゴ

第4回目のDWIH Coffee Talkで、脳科学とAIの相互関係について ニコラス・シュック(Dr. Nicolas Schuck)先生(マックス・プランク人間発達研究所)と ツァイ・ミンボ(蔡 明博/ Dr. Cai Mingbo)先生(東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構)が意見を交わしました。シュック先生とツァイ先生は現在DFGプライオリティープログラム “Computational Connectomics”(SPP 2041)第2期とAMED「医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)」の日独共同研究助成による共同研究プロジェクトを行っています。

日本学術振興会(JSPS)がDFGとの二国間セミナーの募集開始

Logo JSPS DFG

日本学術振興会JSPSとドイツ研究振興協会DFGのロゴ

ドイツと日本の研究者間の交流やネットワーク形成を目的するセミナーを支援するもので、募集分野は人文社会科学から自然科学までの全分野、最大5件の採択予定です。
ドイツ側はDFG、日本側は日本学術振興会(JSPS)の両国に申請書を提出する必要があります。
両国ともに申請最終期限は9月8日です。
HPでは締め切りなしとの記載がありますが、JSPS との二国間セミナーとして申請の場合は、日本側の締切日に合わせることが条件となります。くれぐれもご注意ください。また、JSPS の募集要項に記載されているDFG担当者(国際交流部)にご連絡ください。

DFG会長カティア・ベッカー教授がグローバルリサーチカウンシル(GRC)の議長に選出

カティア・ベッカー会長

カティア・ベッカー会長

© Möller

ベッカー教授は、「今回の選出を大変嬉しく思い、GRCへのDFGの貢献をより強化するものと考えています。」と述べ、また、さらに「新型コロナウィルス感染拡大当初から科学に対する社会の期待は急激に高まっています。今、世界は喫緊の課題に対する科学的助言や証拠に基づく解決の提言を求めており、このような解決へのアプローチの多くは国際的な協力のもとで行われ、(一部省略)GRCは国際研究促進の触媒的な役割を担っています。」と続けました。

グローバルリサーチカウンシル(GRC)は世界各国の研究助成機関の機関長で構成され、研究データの共有や質の高い国際共同研究の実践の促進を図っています。

「奪われた遺産ーアフリカの文化財はどのようにして我々の美術館・博物館にやって来たか」 ベネディクト・サヴォワ教授

Prof. Dr. Bénédicte Savoy

Prof. Dr. Bénédicte Savoy

© DFG / Ausserhofer

昨年から再び大きな話題となっているアフリカの文化財は返還に向けて動き出します。アフリカからヨーロッパに渡った美術品や文化財について研究するベルリン工科大学のベネディクト・サヴォワ教授は、DFGの「exkursー学術の世界をのぞき見る」シリーズ講演で、どのようにして文化財がヨーロッパへ渡り、ドイツのコレクションの大部分が構築されるに至ったかを説明しています。(2019年10月開催)

「環境中のマイクロプラスチック、サイズは小さくても影響は大きい?」クリスティアン・ラフォルシュ 教授

コロナ禍でさらなるプラスチック廃棄量の増加が、懸念されています。DFGの「exkursー学術の世界をのぞき見る」シリーズ講演で、バイロイト大学のクリスティアン・ラフォルシュ教授が、マイクロプラスチックの問題と解決への取り組みをわかりやすく解説しています。(2020年2月開催)

DFGの特別研究領域プログラム(SFB)の研究から生まれた新型コロナウイルスワクチン

新型コロナウイルスのパンデミックにより、世界は変わりました。感染の拡大はなかなか収まらず、ワクチンへの期待は高まる一方です。ワクチンは、有効性と安全性が高く、そして何より、即座に調達可能でなければなりません。ウグル・サヒン氏(Ugur Sahin)とエズレム・テュレジ氏(Özlem Türeci)は、ワクチン開発を成し遂げます。基礎は 20 年前に築かれたものです。サヒン氏とテュレジ氏は当時、マインツ大学でがん研究の特別研究領域プログラム(SFB)に携わっていました。

社会科学研究で5カ国が連携へ

2020年のOpen Research Area for the Social Sciences (ORA)プログラムとして13の課題が採択されました。ORAプログラム はFrench National Research Agency (ANR)(フランス)、German Research Foundation (DFG)(ドイツ)、Social Sciences and Humanities Research Council of Canada (SSHRC)(カナダ)、UKRI Economic and Social Research Council (UKRI ESRC)(英国)が連携して実施し、日本学術振興会 (JSPS) が2015年から付加的に参画するものです。これによりカナダ、フランス、ドイツ、英国、そして日本の研究者が社会科学の分野で共同研究を行い、国際協力をさらに強化することが可能となっています。

DFGはAMEDとの脳科学・神経科学領域での日独共同研究プロジェクト2件の採択を決定しました

ドイツ研究振興協会(DFG)と国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、DFGのプライオリティープログラム “Computational Connectomics”(SPP 2041)第2期とAMEDの「医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)」にて日独共同研究の助成をします。審査を経て、採択が決定した2件の研究課題はマックス・プランク人間発達研究所(Max Planck Institute for Human Development) NeuroCode – Neural and Computational Basis of Learning, Memory and Decision Making研究グループ グループリーダー ニコラス・シュック先生(Dr. Nicolas Schuck)と東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構(IRCN) 特任助教ツァイ・ミンボ先生(Dr. CAI Mingbo)の “The role of dynamic neural functional coupling in spontaneous thought” と、マックス・プランク生物サイバネティクス研究所(Max Planck Institute for Biological Cybernetics) 所長ペーター・ダヤン先生(Dr. Peter Dayan)と京都大学ヒト生物学高等研究拠点(ASHBi) 特定拠点准教授 雨森賢一先生(Dr. AMEMORI Ken-ichi)の “Computational and Physiological Approaches to the Primate Anxiety Connectome” で、それぞれ日独のチームを組み、共同研究が行われます。

2016年に開始したDFGとAMEDのこの領域での連携は共同研究助成へと伸張しています。

DFGはフランスと日本のパートナー機関と共同研究支援:人工知能分野で9件の研究プロジェクトを助成

DFGはANRとJSTと共同で人工知能分野での9件の研究支援を行います。DFGの協議会とANRとJSTの審査委員会は国際的な専門家の所見に基づき、申請があった36件の研究プロジェクトの中から9件の採択を決定しました。3カ国からの研究者が協力して行うこの共同研究には、日独仏の助成機関から事業全体に約700万ユーロの資金が3年間にわたり提供されます。DFGでは研究者がドイツ国内で必要とする研究費にあたる約240万ユーロを、ANRとJSTもDFGと同様にそれぞれ自国での研究費を出資します。

DFGはResearch in Germanyの活動の枠組みとして、JpGU - AGU Joint Meeting 2020:Virtualオンライン合同大会に出展しました。

ドイツ研究振興協会(DFG)はResearch in Germanyの活動の枠組みとして、公益社団法人日本地球惑星科学連合(JpGU)と米国地球物理学連合(AGU)が共催開催したJpGU - AGU Joint Meeting 2020:Virtualオンライン合同大会に出展しました。Research in GermanyのiPosterの閲覧、共有やダウンロード数は500件を超え、クイズラリーの出題の1つであったドイツのランドマークに関する解答検索閲覧だけでなく、ドイツでの地球惑星学系分野の研究情報に多くの関心が寄せられていました。

ハイデ・アーレンスがDFGの事務総長に選出

DFG-Generalsekretärin Heide Ahrens

© Lorenz

7月1日、今回初めてとなるオンラインでの年次総会会期中に行われた会員総会にて、現・自由ハンザ都市ブレーメンの評議会委員長兼科学と港湾の評議会における高等教育・研究部門長であるハイデ・アーレンスが事務総長に選出、承認されました。ドイツ研究振興協会(DFG)の事務総長、並びにDFG役員会のメンバーとして2020年10月より着任します。

DFGの新型コロナウイルス感染症パンデミック対応

Foto: Coronavirus-Pandemie

研究の持続・履行を確保するための緊急措置をベッカー会長が発表。理事会に承認され1億7500万ユーロの追加助成金投入が決定(別途22%の間接費)。DFGでは、期間延長、追加資金提供、つなぎ資金供給、キャンセル費補填などで、研究の遂行持続・履行の確保に向け柔軟な支援を拡充しています。

「オイゲン&イルゼ・ザイボルト賞 2020」は日本とドイツの研究者4名に

2020年、オイゲン&イルゼ・ザイボルト賞はDFGから日独間の学術交流や文化交流に長年にわたり貢献されている4名の研究者、ミュンヘン工科大学の井上茂義教授(化学)、ボーフム大学のレギーネ・マティアス教授(日本学)、マックスプランク(MPI)固体研究所(シュトゥットガルト)の高木英典教授(物性物理学)、京都大学の高山佳奈子教授(法学)に授与されます。そして、今回は副賞として15,000ユーロがそれぞれに贈呈されまさす。ザイボルト賞は、1997年にザイボルト教授夫妻が寄付した基金が今年度、運用の終了を迎えるため、今回が最後の授与となります。

SARS-CoV-2の疫学・パンデミックに関する学際的研究の募集

DFGでは今回の感染症パンデミックを受け、SARS-CoV-2関連研究限定で新規・追加の研究プロジェクトを募集します。7月1日までに申請意向書の提出が必要です。申請書の最終締め切りは9月1日です。

‼申請書記入様式の更新のお知らせ‼

適宜ご確認ください。11月1日受付分から完全移行となります。

ドイツと日本、新型コロナウィルス感染症に関する共同研究への緊急支援

新型コロナウィルス感染症の流行拡大を受け、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)と日本医療研究開発機構(AMED)は共同での研究、開発プロジェクトの支援を開始しました。

助成期間 最長18か月、公募開始 2020年3月3日、公募締切 2020年5月11日

ドイツ側での申請が条件となります。

DFGはAMEDと脳科学・神経科学領域で共同研究の公募を行います。

ドイツ研究振興協会(DFG)のプライオリティープログラム “Computational Connectomics” (SPP 2041) と国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP) 日・ドイツ共同研究」での募集となります。

国の研究情報基盤整備事業(NFDI)

ドイツの研究情報基盤整備事業(NFDI)は科学と研究データの体系的な管理、長期にわたる保存、バックアップやアクセスのしやすさ、国内外のデータとのネットワーク構築を目的としたもので、合同科学会議(GWK)は6月26日に最終助成判断を行い、9件のコンソーシアムの採択を決定しました。

今後2年にわたり、さらに2回の公募が実施され、全体で最大30件の採択が予定されています。

ドロステン教授Communicator賞特別賞受賞

ベルリンのウィルス学教授、クリスティアン・ドロステン

© Peitz / Charité

DFGとドイツ研究財団連盟は、毎年授与しているCommunicator賞とは別に今回一度限りの特別賞を設け、シャリテ・ベルリン医科大学のクリスティアン・ドロステン教授に授与することとし、賞金50.000ユーロが贈られます。ドロステン教授は新型コロナウィルス感染拡大下において、研究者としての見解を明確に伝え、短期間にもかかわらず多くの市民からの信頼を得て、また連邦政府に対して専門的な助言を行っています。優れたコミュニケーションを通じ、科学が政府と社会に貢献できることを模範的に示しているとして、その功績が称えられました。

<ドイツを訪問して,現地の研究者と意見交換しませんか?>(外務省からのお知らせ)

<ドイツを訪問して,現地の研究者と意見交換しませんか?>(外務省からのお知らせ)日独若手専門家交流事業は,科学分野を専門とする研究者や専門家を日独両国が相互に招へいする事業です。今年は,「医療バイオテクノロジー(特に癌とアルツハイマー)」というテーマで,ドイツの研究機関の視察や,ドイツの研究者との意見交換が行われます。

この分野でのドイツの研究状況に御関心のある方は,奮って御応募ください!