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ミュンヘン工科大学教授ボック先生 オイゲン&イルゼ・ザイボルト賞受賞記念講演会(大阪・東京)

八百万のロボット

Eugen und Ilse Seibold Prize 2017年受賞者であるミュンヘン工科大学建築科教授トーマス・ボック(Thomas Bock)先生は、2018年4月、大阪と東京の講演会でロボット指向型設計と建設ロボット工学の概念について話し、産業界、学術界からの研究者に加え講演会の来場者の方々と議論しました。また、Bock教授の研究室の若手研究者 Dr.-Ing Thomas Linnerは、Horizon 2020のプロジェクト「Responsive Engagement of the Elderly Promoting Activity and Customized Healthcare」(REACH)を紹介しました。このヨーロッパのコンソーシアムではTUミュンヘンをはじめ16の高等教育機関および企業、4つの産業界をパートナーとする欧州工業大学連(EuroTech Universities - 欧州の先進的なヘルスケア技術、リハビリ、介護、病院等の企業を含む)が協力しています。

現在東京大学の特任、大阪工業大学では客員教授を務めるボック教授は様々な日本の大学とミュンヘン工科大学との交流プログラムの創設に大きく関わるなど長年にわたり日独間の交流と協力に尽力されてきました。また、自身で2002年に発起した欧州連合(EU)建築・都市化学生流動・国際・プログラム(AUSMIP)のプログラムで、ディレクターとして情報学、電気・電子工学、機械工学/ロボット工学、建築の分野で日本とのEU全体の交流に貢献しています。

オイゲン&イルゼ・ザイボルト賞(Eugen und Ilse Seibold Prize)

オイゲン&イルゼ・ザイボルト賞は日本とドイツの相互理解や学術振興に貢献した優秀な研究者に贈られます。ドイツと日本から研究者が1名ずつ選出され、それぞれに副賞賞金1万ユーロが贈呈されます。賞は隔年、優れた学術業績に対し授与され、人文・社会科学と自然科学、生物学、工学、医学の分野から交互に選考が行われます。この賞の賞金はオイゲン&イルゼ・ザイボルト基金より交付されています。オイゲン&イルゼ・ザイボルト基金とは、1980年から1985年までDFGの会長に就いていた海洋生物学者のオイゲン・ザイボルト教授がアメリカ人環境保護活動家のレスター・ブラウン氏と共に1994年に日本の旭硝子財団が創設したブループラネット賞を受賞した際受け取った40万ユーロという世界的にも賞金額の高い環境賞の副賞の中から妻のイルゼ博士と資金として15万ユーロを寄付することで創設されました。この基金はドイツと日本の研究と理解の促進を高める事に寄与しています。

ドイツ研究振興協会(DFG)

DFGは大学や研究機関における科学分野全般の基礎研究の促進を担うドイツの研究助成機関で、助成資金の年間予算は30億ユーロに上ります。また、DFGは国際共同研究やドイツの大学の国際化を推進しています。2009年には東京にDFG日本代表部が設立され、以来日独科学共同研究の強化を推し進めています。