広島大学で情報説明・相談会を開催

フンボルト財団、ドイツ学術交流会、ドイツ研究振興協会、日本学術振興会、EUがドイツでの研究滞在のための助成プログラムを紹介

国内有数の研究大学の1つである広島大学で6月16日、研究活動をドイツで展開するための助成プログラムを紹介する情報説明・相談会を開催しました。ドイツ学術交流会(DAAD)東京事務所所長ドロテア・マーンケ氏(Dorothea Mahnke)、ドイツ研究振興協会(DFG)国際交流部部長 兼 日本代表部代表ヨルク・シュナイダー(Dr Jörg Schneider)、日本学術振興会(JSPS)国際事業部研究協力第二課課長 橋本和也氏、EURAXESS ピー・マチュ氏(Dr Matthieu Py)、フンボルト財団フェローで広島大学 放射光科学研究センター 助教 宮本幸治氏がそれぞれドイツや欧州での研究滞在や博士号修得滞在、フェローシップや、自分自身の研究グループの形成のプログラムについて紹介しました。

説明・相談会の様子

© DFG

参加した30名を超える博士課程の学生やポスドク研究者にとっては、各機関の説明を受けて今後の研究キャリア構築に向け、ドイツでの研究滞在を具体的に検討する絶好の機会となり、既にドイツでの研究滞在をした経験者の参加も多く見られました。

説明会後の休憩時間までも、参加者と登壇者が活発に意見を交わす時間として使われ、その後の個別相談会も希望者で定員となりました。個別相談を担当した各機関の登壇者は相談者それぞれの経歴に基づいたアドバイスを行いました。

広島大学は現在、文部科学省のスーパーグローバル大学創成支援事業だけでなく研究大学強化促進事業でも選定されており、更なる国際化と世界水準の優れた研究活動拠点としての強化に積極的に取り組んでいます。ドイツのパートナー大学とも大学間や部局間との協定が締結され、継続的な共同研究が進められています。